事故が約7割減る「歩車分離式信号」とは?

高柳キャスター:
目視で確認しなければいけない場所で確認を怠ったり、確認しても死角に入ってしまったりするなど、様々なパターンがあります。

このような事故を防げる可能性が高いのが、「歩車分離式の信号」です。

歩車分離式の信号には、いくつかパターンがあります。

例えば、南北に渡る車側の信号が青の場合、通常、歩行者用信号も同じ方向が青であることが多いです。しかし歩車分離式では、車が通っているときは歩行者用信号が全て赤になります。

逆に、車側の信号が全て赤になると、歩行者側の信号は全て青になり、渡ることができるという信号機です。

警察庁は2002年、全国100か所で歩車分離式の信号を導入するという実証実験を行いました。その結果、人と車の事故の割合が約7割減ったという結果が出ています。

このような一定の効果も得られているようです。

TBS報道局社会部 塩田アダム 記者:
実際に、水戸市内の赤塚2丁目の交差点でも効果が確認されています。

この交差点では、2002年に小学5年生の児童がダンプカーにひかれて亡くなる事故が発生し、その死亡事故をきっかけに歩車分離式の信号が導入されました。記録のある2012年以降、歩行者と車の事故は起こっていません

しかし導入は2008年で、事故から6年かかりました。