遺族「ドライバーも被害者」 警察庁が23年ぶりに指針改定
高柳キャスター:
2025年、警察庁は歩車分離式信号の導入を促そうと、23年ぶりに指針を改定しました。

【警察庁 歩車分離式信号導入の指針】
2002年~
“歩車分離なら防げた”事故が過去2年間で2件以上 など
2025年 改定
▼“歩車分離なら防げた”事故が過去5年間で2件以上
▼死亡事故が1件でも発生 など
また、事故が発生する可能性が高いということが見込まれた段階でも導入することを検討しているということです。
TBS報道局社会部 塩田アダム 記者:
実際に指針の改定を受けて、茨城県警は恵理香ちゃんの死亡事故が起こった水戸市内の交差点についても、早速、歩車分離式信号の導入の可否の検討に入っているようです。
5月22日に判決があり、ドライバーには拘禁刑2年執行猶予3年の判決が出ました。
遺族への取材で非常に印象的だったのは、恵理香ちゃんの母親が「娘をひいてしまったドライバーも、この交差点の構造の被害者である」ということを語っていた点です。
警察庁も指針の改定をして、導入の推奨を押し進めていますが、事故を未然に防ぐという観点で積極的な導入が求められているのかなと思います。
国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
日本の運転マナーは、「歩行者優先」の意識がまだ低いと思います。
アメリカでは、歩行者が横断歩道に差し掛かろうとしているところに車が曲がってきたら、一発で捕まることが非常に多く、目撃したこともあります。
その点、日本はまだ歩行者が半分までしか来ていないから曲がってしまうというのが当たり前になっています。その意識から変えないといけないなと痛感します。
日比キャスター:
改めて今回の判決が、今後の事故を防いでいくことに繋がっていくといいですね。
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<プロフィール>
塩田アダム
TBS報道局社会部
「調査報道」担当
水戸・3歳児死亡事故を取材
堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説














