青森県下北地方の涼しい気候を生かして栽培される「下北夏秋いちご」の今シーズンの収穫が始まっています。ただ、ここにも中東情勢の影響が出ています。

むつ市や東通村で栽培される「下北夏秋いちご」は、国産のイチゴの流通量が減る夏場に収穫されています。

このうち、むつ市大畑町の阿部伸義さんのハウスでは、春先に暖かな天候が続いたことで例年より1週間ほど早く収穫が始まり、22日朝も真っ赤に色付いた実が丁寧に摘み取られていました。

あべファーム 阿部伸義さん
「品質は徹底的に管理して、皆さんに喜んでもらえるものを数多く出荷できるようにがんばりたい」

一方で、中東情勢の影響も出ています。
阿部さんによりますと、イチゴを詰めるパックが1割ほど値上がりしているということです。

あべファーム 阿部伸義さん
「メーカーから、これからも値段上がりするという連絡がきていて、見通しとしてはたぶん30%以上の値上げになるのではと。数使うものなので、農家にとってはすごく痛手」

阿部さんは、下北夏秋いちごの収穫を11月中旬ごろまで行い、お盆の時期には一般向けの収穫体験の実施も検討するなどして、魅力をPRしていきたいとしています。