もはや標的は大企業だけではない 国が危機感強めるサイバー防衛の課題
小川彩佳キャスター:
こうしている間にもAIはどんどん進化を続けていて、サイバー攻撃のスピードも規模もどんどん加速しています。
中室さんは国のサイバーセキュリティに関する会議にも参加されていますが、国としてはどのようなところに具体的に脅威、危機感を感じてるのでしょうか。

教育経済学者 中室牧子さん:
私は日本成長戦略会議のデジタルサイバーセキュリティワーキングのグループの委員をやっています。そこでいま議論されているのは、やはり「大企業の対策だけでは不十分」ということです。
日本はIT人材の不足も深刻で、古いシステムを使っている中小企業や、大企業の下請けをやっている中小企業も多くあります。
最近では、AIによって攻撃する側のコストが非常に下がっていることを考えると、誰でも標的になる時代です。
中小企業や委託先を含め、社会全体で防御水準を上げていかなければいけない、というのがいま国の議論になっているところです。














