全国新酒鑑評会で2年連続金賞受賞数日本一の栄冠に、福島県で歓喜の輪が広がる中、大吟醸酒が金賞に輝いた酒蔵も喜びに沸きました。

【杜氏・山口常務】
「『ダメだった?』って言ったら『入ってます』と言われて『えーっ』て本当にびっくりしました。本当うれしくて『うぇーっ』ってすごい声を出しました」

福島県郡山市の酒蔵、笹の川酒造。
創業した年(江戸時代中期)の元号を冠した大吟醸酒「明和蔵」で2年連続金賞に輝きました。
そこには去年以上に苦労があったといいます。

【杜氏・山口常務】
「お米が年々硬くなって、それで非常に扱いにくい。今年も昨年以上に扱いにくいお米でしたので、その原料処理ですね、それをどうやって洗米して水を吸わせてどういう米にしようというところが一番苦労しました。」

金賞受賞数日本一の栄冠の背景には、県全体そして蔵同士のチームワークがあるといいます。

【杜氏・山口常務】
「お互いの蔵同士のコミュニケーションが非常に良く取れるような県になってまして、悩み事も真剣に同じように一緒になって相談に乗ってくれるので、本当に心強いチームワークになっています」

福島の酒のクオリティの高さを全国へ示すなかで、その意気込みは次の世代へつながっています。

【杜氏・山口常務】
「社員が若返りを迎えていまして、ちょうど今回の造りも新入社員が2人入っていて、全く経験ないっていう者も入ったんですが、逆に先輩方の蔵人が新入社員を育てるということをしながら、自分も逆にそれで勉強しながらということで、まじめに一生懸命やってくれたのがこの結果につながったのかなと思います。」