北海道室蘭市は、JR北海道と協議の上、住民が津波から避難する際に線路を横断できる避難経路を整備し、20日から運用を始めました。

北海道の室蘭市日の出町や寿町は、巨大地震が起きた場合、発生から41分後に津波の第1波が到達する浸水想定区域です。

目の前に高台があるものの立ち入り禁止の線路が行く手を阻み、東側の地下歩道か西側の跨線橋のどちらかに迂回しなくてはならず、時間がかかることが課題でした。

住民らの要望を受けた室蘭市はJR北海道と協議し、津波の避難の時に限り線路を通り抜けられるよう東地区の線路沿いの3か所に非常扉を設置し、20日から避難経路として運用を始めました。

室蘭・東地区自主防災会 橋本正敏 会長
「わずかな時間で安全な場所に避難できる安心を手に入れた。この上ない喜びでいっぱい」
室蘭市は、今後JR北海道やJR貨物と共同で、住民参加の避難訓練を実施したいと話しています。














