中山間地など買い物に不自由を感じる人を支援しようと、長野市の生協が新たな移動販売車を導入しました。

移動販売車は日用品の宅配事業などに取り組む長野市の「生活協同組合コープながの」が導入したもので、生鮮食品や日用雑貨など約700品目を取り揃えます。

コープながのは中山間地に住む高齢者などの買い物を支援するために2012年に1号車を導入しています。

現在は長野市や須坂市の62か所を回っていますが、新たな車両の導入で対象を86か所に増やし、長野市の大岡地区や中野市への運行をはじめます。

(大岡地区住民自治協議会・坪内清事務局長)「昨年12月にお試し会を1号車でやったところ、お年寄りの喜ぶ顔が本当に最高でした」

移動販売車は週に1度、各地域の公民館や個人の駐車場などを巡回し、住民同士の
コミュニケーションの場や1人暮らしの高齢者の見守り役としての役割も果たしていくということです。