日韓の“友好ムード”は中国対抗の“戦略”か

小川彩佳キャスター:
高市総理は就任以降、短期間で日韓首脳会談を繰り返し行っています。

19日の共同記者会見の最後には、高市総理は「諸外国との関係で悩みがあれば、しょっちゅう電話をし合おうと約束した」と明らかにしています。友好ムードを全面に押し出しています。

地域エコノミスト 藻谷浩介さん:
反日の印象があった李大統領と、嫌韓の層にも支持されていたと思われる高市総理。その支持者はどう思うのか気になります。

国際情勢上、国力がアジアでNo.2とNo.3の日本と韓国が喧嘩をしてもメリットはありません。地政学上やゲーム理論上、No.1の中国に対抗するためには手を結ぶ戦略しかありません。

韓国と対立すべきという意見を汲むと、日本にとって不利な情勢を生み出すため、総理が友好ムードを作り出すのは当然だと思います。

小川キャスター:
両国は戦略的に手を携えているということですね。

地域エコノミスト 藻谷さん:
国際関係は戦略的に考えるべきです。感情的に考えては絶対にいけない。私は常に保守と称して、国益に反することを言うのはやめてほしいと思っています。

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<プロフィール>

藻谷浩介さん
地域エコノミスト 共著「東京脱出論」
(株)日本総研主席研究員