エルニーニョ現象発生も「涼しい夏はもう来ない」

井上キャスター:
19日、気象庁より3か月予報(6~8月)が発表されました。全国的に気温は高くなる見込みです。また「2026年はエルニーニョ現象が発生する可能性が90%」だということです。
エルニーニョ現象とは、ペルー沖の海面水温が高い状態(平年より+ 0.5℃)が1年ほど続く現象です。エルニーニョ現象が発生すると、日本では一般的に冷夏になりやすい傾向にあるのですが…

坂口愛美気象予報士:
2026年のエルニーニョ現象は、一般的なものとは異なります。海面水温が高くなる場所が日本に近く、しかも平年より最大+ 3.3℃高くなります。
水温が上がればその分、水蒸気量が増えて、全体の気温も高くなり、暑さが底上げされます。また、海面水温が高くなる場所が日本に近いと、高気圧も日本に近くなるため、日本は「酷暑」になります。つまり、今までの気象の“常識”が変わりつつあるんです。
井上キャスター:
エルニーニョ現象が起きたら日本は冷夏になるという定説が、覆されるかもしれないということですね。
坂口愛美気象予報士:
2026年に限らず、地球温暖化の影響で暑さのレベルが地球全体で底上げされているので、エルニーニョ現象が起きたとしても、「涼しい夏はもう来ない」と思っておいたほうがよいかもしれません。














