5月17日は安芸太田町で全国最高気温を記録するなど、夏本番を思わせる暑さが続いています。そこで欠かせないのが熱中症対策。今や必需品となった水筒ですが、実は今、驚きの進化を遂げていました。最新事情を取材しました。

みなさんはどんな水筒を使っていますか?広島本通商店街で聞きました。

「毎日使ってます。3年くらいですかね。色はあまり目立たないのがいいかなっていう感じですね」
「水筒は今持ってます。お気に入りです。大学入ってから、ちょうど2年間ぐらい。何回か落としてます。デザインで選んで、いつもつかっています」

「広島ロフト」では、定番の保温ボトルから常温用まで、およそ100種類以上が取り揃えられています。ことしは例年以上の暑さのためか、ロフトでは保冷専用ボトル全体の売り上げが去年の同じ時期に比べて1.3倍、なかでも人気のミニサイズは、1.7倍と急増しています。

店頭には、「ミニサイズボトル」の買い換えにきていたお客さんの姿もありました。

お客さん
「一番軽いのが欲しい。ある程度保温性があって、あまり大きいのはカバンに入れられないから」

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「こちらの保冷保温のミニサイズボトルに関しては、やはり持ち運びがしやすいというところがニーズで選ばれていると思います。保冷の保冷専用のボトルに関しては、やはり熱中症対策とかそういったところ」

そんな中、画期的な進化を遂げた水筒が続々登場しています。例えばこちらのボトルにはまさかに機能が。大きな目のようなものがついていますが…何でしょうか?

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「これに指をあててもらえますか?」
記者
「指紋認証ですか?」

指紋認証でフタがあく水筒です。登録している指紋でしか、フタが開きません。ロック中は本体を回しても空回りして開けることができません。最大15個の指紋を登録することができ、ワンタッチでフタが開きます。

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「お客様のニーズとしては、まず異物が混入しないようにしたいというような方のニーズが大きいと思います」

飲み間違いを防げるため、ドーピング検査が厳しいスポーツのシーンでも注目されているのです。

続いてこちらのカラフルなボトル。一見、普通の常温用ボトルですが…

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「最大の特徴は飲み終わったあとに折りたためることにあります」

どういうことでしょうか?

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「くるくると丸めていただいて。最後に蓋をしていただくと、コンパクトに」

シリコーン製で、飲み終えたらくるくると丸めて、小さく収納できます。かさばらない水筒を好む女性や運動をする人たちに人気で、食器洗い乾燥機にも対応しています。

最後に大容量のこちらのボトル、とにかく早く飲みたい方におすすめです。

広島ロフト熊谷隼マネージャー
「ワンタッチで開けて、ワンタッチで閉められます」

スポーツの合間に、急いで水分が欲しいときに重宝しそうです。

これだけ進化している水筒ですが、みなさんは「買い替えのタイミング」をご存じでしょうか?

広島市在住
「分からないです」
広島市在住
「緩んできたり、劣化を感じたら替えます」

買い替え時の目安について、「タイガー魔法瓶」の高田さんに話を聞きました。

タイガー魔法瓶真空断熱ボトル企画担当高田愛子さん
「保温効力・保冷効力がなくなってきたときが買い替え時になります」

水筒を落としたり、ぶつけたりなどすると内瓶と外瓶の間の真空状態が損なわれ、保温力や保冷力が落ちてしまうそうです。見た目ではなかなかわかりにくいですが、簡単にチェックする方法があるといいます。

タイガー魔法瓶真空断熱ボトル企画担当高田愛子さん
「水筒に満量の熱湯を入れて、5分待ってください。側面の中央から下を触って温かくなっていると、保温・保冷効果がなくなっている可能性があります」

さらに、夏の熱中症対策で飲むことが増える「スポーツドリンク」には意外な落とし穴が…。

タイガー魔法瓶真空断熱ボトル企画担当高田愛子さん
「スポーツドリンクは、塩分がサビの原因になります。サビが進んでしまうと、中に穴が空いて真空断熱状態が保てない恐れがあります」

そこでスポーツドリンク対応の水筒も登場。内側に特殊な加工を施し、サビに強い仕様になっています。年々進化する水筒、この夏も手放せなくなりそうです。

水筒が売れる時期は年に2回。4月の新学期が始まる頃と、5月終盤から夏にかけて、まさにこれからなんです。参考にしてみてください。