新潟県の海でサザエやカキなど共同漁業権で定められている貝類を許可なく採取したとして2022年1年間で長野県内に住む13人が検挙されていたことがわかりました。


これは上越海上保安署がまとめたもので、2022年1年間に共同漁業権を侵害したとして検挙した人数は24人でこのうち長野県に住む人は13人でした。

採取した種別ではサザエが最も多く、検挙された県民の中には1人で172個を採取するケースもありました。

海上保安署の聞き取りによりますと営利目的で採取した人はおらず多くは「持ち帰って食べるため」と話していたということです。

新潟県南部の海では地元の漁業組合などが県から共同漁業権の指定を受け漁業を営んでいて、上越海上保安署では「採取する際には組合の許可を得るなどルールの徹底を呼びかけています。