警察は、青森県内に住む70代男性が警察や検察を名乗る男らに現金1200万円以上をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。
むつ警察署によりますと、5月11日青森県内に住む70代男性の自宅固定電話に、警視庁池袋警察署の「タケダ」を名乗る男から電話があり、
「あなた名義で契約された携帯電話が犯罪に使われている」
「あなたは捜査の対象になっており、逮捕状を取るか取らないかは検事の裁量だ」
「検事とやり取りしてほしい」 などと言われ、電話を代わった検事のタケウチと名乗る男の指示で、LINEアカウント「武田」を友だち登録しました。
その後、タケウチからLINEのビデオ通話等で
「あなたの名義の携帯電話を使って詐欺事件を起こしたグループからあなたに800万円の報酬が支払われている」
「あなたの口座にあるお金に800万円の報酬が含まれていないか調査する必要があるため、私が指定する口座に預金残高全てを振り込んで欲しい」
などと言われました。
男性は、5月13日~15日まで8回にわたり県内金融機関のATMから指定された大手金融機関等の個人名義口座に現金計1254万円を振込送金しました。
警察によりますと、送金後に相手と連絡が取れなくなったことから、被害に気付いたということです。
警察は、捜査機関がLINEで取り調べをしたり、金品を要求したりすることはないとして、急な電話で現金を要求された際は絶対に1人で対応せず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
また、被害予防のために国際電話不取扱受付センターへの利用休止申請、詐欺対策アプリを導入することなども呼びかけています。














