■“ママ振袖”が2023年の振袖トレンド ど派手成人式でおなじみの北九州市は“シブ派手”
ホランキャスター:
2023年の成人式の振袖、どんなトレンドがあるのか。トレンドは“ママ振袖”なんだそうです。SNSなどにたくさん写真があがっていました。

SNSより「私は緑色の“ママ振袖”着ました。沢山の方に褒めて貰えて嬉しかった~」

SNSより「お着物ママ振袖やけどほんっまに綺麗です 他に類を見ない綺麗な振袖です…」
なぜママ振袖が増えているのか、その背景を、創業90周年の老舗きもの専門店「三松」に伺いました。

いま成人式を行っている方々の親御さんは、バブル期に成人式を挙げている方が多い。このバブル期の着物というのは、素材や品質が大変良いものが多く、サイズの調整、お手入れが可能で、お母さんの着物を受け継いでいく。SDGsという考えにもつながるので支持されているのではないかということなんです。お客さんの3〜4割がママ振袖を利用しているということです。
着物店では、ママ振袖プランというものを作っているそうで、着物はお母さんのもの、そして帯や小物などは購入するというプランです。着物は、母の時代も娘の時代も同じものを着ているんですが、バッグであったり、帯締めだったり、髪飾りであったり、草履だったり、そういった小物を購入するプランに力を入れているそうです。

私も母の振袖を着ましたが、本当にお手入れが大変。絹のものが多いので、風通ししなきゃいけないなど手はかかるんですけれども、そうすると受け継ぐことができる。ユニークなものが多いので、ほかの人とデザインが被らないなど、ママ振袖を好む方も多いようです。
そして毎年のように注目されるのが、ど派手な衣装で話題になる北九州市です。北九州市も、20歳を対象に「二十歳の記念式典」を開催。ど派手な中にもトレンドがあるそうで、やんちゃな注文が届く、北九州最大の貸衣装店「みやび」に話を伺いました。

これまでは、赤や金などがベースで、色も柄も派手なものが好まれた。
2023年は、“シブ派手”というものが傾向として好まれるようで、黒や白など渋い色がベースで、小物や装飾などを派手にするのがトレンドなんだそうです。

ちょっと落ち着いた色のトーンの着物に、小物に金をあしらったり、着物は黒だが、縁の部分にジュエリーを施したり。

井上貴博キャスター:
年齢でこのときから大人ってなかなか区切るのが難しいと思うんすけど、常々感じているのは、トップアスリートって、背負っているものが大きいので、大人の自覚を持つのが早いんじゃないかなというふうに思って見てるんですけど、いかがですか?
田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
良い点もあるかもしれないんですけど、私の場合はスポーツしか知らなかったので、社会的なことは何も知らないなという感覚があった20歳だった。秀で過ぎると何かが欠けるんだなと自分自身は自覚してますね。














