「デジタル教科書」の課題と可能性に注目します。そもそも、デジタル教科書は、どんなものかと言いますと...学校で使われている紙の教科書の内容をそのまま、パソコンやタブレットで使えるようデジタル化したものです。
今、このデジタル教科書をめぐって、国会では関連法案が審議されています。
現在は紙の教科書の理解を助ける「教材」の位置づけなんですが、4年後の2030年度から、正式な教科書に位置付けようというのです。デジタルの活用で、授業はどう変わるのでしょうか。
学びを助けるデジタル教科書…紙との併用、使い心地は?

札幌市西区の、発寒東小学校です。教育のデジタル化に熱心に取り組んでいて、
国から児童全員に配布されているノートパソコンに加え、さまざまなIT機器を取り入れています。
6年生の国語の授業では…
(児童一同、空中に指で書きながら)
「1、2、3、4、5、6、7…」
漢字の書き順を、アニメーションで学んでいました。
発寒東小では、無償で配られる紙の教科書に加え、国語のデジタル教科書を保護者負担で購入。紙とデジタル、両方の教科書を授業で活用しているのです。
授業の音読
「相手の人にどんな思いや考えを話してもらいたいのかを考えましょう」
いま取り組んでいる単元は「聞いて、考えを深めよう」。先生やボランティアなど、学校にかかわる大人へのインタビューに挑戦します。
この日は、どんなことをどう質問すればいいのか。インタビューの仕方を学びます。
ここで登場するのが…

動画の音声
「櫻井さんが園芸ボランティアの宮田さんにインタビューする様子を見てみましょう」
デジタル教科書の、インタビューの見本動画です。子どもたちは動画を見ながら、気づいたことをパソコンに打ち込んでいきます。

続いて、インタビュー動画の台本を確認します。印象に残った部分はスクリーンショットで保存。自分の感想を打ち込んで、あっという間にまとめます。
小さいころからデジタル機器に馴染んできた、いまの子どもたちにとって操作は“お手の物”。デジタル教科書の使い心地は?

6年生
「デジタル教科書に線を引いてわかりやすくしたり、文章を引き出したりできるのがいい」

6年生
「紙だったら消した時に跡がついちゃう、消しゴムの跡がつかないから見やすいし、すぐに消せるから効率的にもパソコンのほうがいい」
「紙と違うところとしては、文字が打ちやすいので、たくさん文字が書けていい」














