新型コロナウイルスについて、愛媛県は9日、医療機関などから新たに1170人の感染が報告されたと発表しました。

医療圏域別の新たな感染者は、松山市とその周辺が451人、今治市と上島町が134人、宇和島市とその周辺が121人、八幡浜市、大洲市とその周辺が114人、四国中央市が40人、新居浜市と西条市が16人となっています。
また、医療機関を受診せず検査キットなどで感染が判明し、センターに登録した人は294人です。

年代別では、10歳未満が130人、10代が160人、20代が214人、30代が169人、40代が170人、50代が141人、60代が79人、70代が49人、80代が43人、90歳以上が15人となっています。

医療・福祉関係の新たなクラスターは、松山市の医療機関1件と高齢者施設4件のほかに、今治市の高齢者施設で1件の、合わせて5件が確認されています。

また、新たに5人の死亡を公表しました。
死亡したのは、入院していた患者で、70代が1人、80代が1人、90歳以上が2人の合わせて4人と、施設療養中の80代の1人です。いずれもコロナの重症例ではないということです。

愛媛県内で医療機関に入院している人は、380人でこのうち5人が重症。確保病床の使用率は69%となっています。