三内丸山遺跡周辺で14日、クマの目撃情報が3件あり、青森市は「箱わな」を設置して警戒しています。周辺の学校では、運動会の屋外での開催が取りやめとなるなど教育活動にも影響が及んでいます。

山木拓也 記者
「けさ7時45分ごろ、こちらの道路を横切るクマが1頭目撃されました。フェンスには注意を呼び掛ける看板が設置されています」

クマが相次いで出没しているのが青森市西部です。
三内丸山遺跡と県立美術館などがあり、多くの人が行き交うエリアで14日午前7時半~午後2時半過ぎにかけて目撃情報が3件寄せられました。

このため、県立美術館では、シンボル的な作品の1つ「あおもり犬」の連絡通路と八角堂が閉鎖に。また、当面の間は館内の出入口を限定する対応をとっています。

市では、パトロールの実施のほか、出没場所周辺に「箱わな」を設置して対策を講じている一方、周辺の小中学校には影響が出ています。

三内西小学校では、市教委から配布されたクマ避けに効果があるとされる忌避剤を校庭に取り付けるなど、朝早くから対応に追われました。

三内西小学校 徳差豪 校長
「いつどこに出てもおかしくないことは分かっていたんですが、突然、朝の段階で話があったので、子どもたちにはクマが出たということで『外に遊びに行かないように』ということは伝えましたし、今日これから保護者に迎えに来ていただいて、下校するということで保護者にも連絡をしています」

保護者は
「ちょっとクマがいるので気を付けてお迎えとかは頻繁になると思うのですが、行きたいなと思っていました」

保護者は
「普段は歩きで行かせていましたけれども、車で送迎しなきゃいけないのかなと…。ちょっと心配なところはあります」

さらに西中学校は、明日15日に県の総合運動公園を会場に運動会を行う予定でしたが、クマの出没を受けて運動会の屋外での開催を取りやめ、会場を校内の体育館に変更しました。

過去最多ペースとなっているクマの出没が、教育活動にも影響を及ぼしています。

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