廃液からつくるSAFの原料 企業も試行錯誤

こうしたことを背景に、原料不足の解決策を探るため、北九州市の工場では廃液からSAFの原料を精製する実証実験が始まりました。
工場では集まった廃液を遠心分離機で油や水に分けたうえで蒸留。
不純物を徹底的に取り除き、SAFの原料へと変えていきます。
RKB・若松康志記者
「こちらが抽出されたSAFの原料です。飲食店から排出された廃液と比べ、不純物は取り除かれていて、においを嗅いでみると、不快な匂いもしません」

サニックス資源開発グループ ひびき工場・森下楽嗣工場長
「(精製にかかる)時間や品質を試験を繰り返しながら色々トライアルしていくっていうところやっているところですね」

工場では現在、年間で最大3600トンのSAFの原料を精製することができ、2027年度以降の商用化とさらなる事業拡大を目指しています。

捨てられていく「廃液」が、空の脱炭素化を支える「資源」へと姿を変えようとしています。














