「雑魚寝」が絆を深める。最大35人が集える“青春の拠点”へ
改修が進む古民家は、最大35人が宿泊可能な本格的な合宿所へと姿を変えつつある。「子どもたちが同じ釜の飯を食べ、語り合う場所」を目指し、1階には約30人が一堂に会せる広々とした食堂を設置する。

一番広い16畳の和室には、新しい畳への張り替え工事が進んでいる。ここは10人前後が雑魚寝できるスペースだ。仕切りはそのままに、なるべく手を付けずに古民家の雰囲気を残した空間にしようとしている。2階にある和室や洋室を含めて最大35人が寝食を共にすることができる。

庄司選手は、合宿所としてさらに機能させるため、実用面でのアップデートも抜かりない。朝の混雑を避けるための洗面所の増設はもちろん、雪国・富山ならではの「サンルーム」も強い味方だ。毎日大量の汗をかく合宿では、洗濯が生命線。現役選手だからこそ気づく「合宿のリアル」が、設計の随所に活かされている。
また、同行するスタッフやマネージャーのために、鍵付きの個室を確保するなど安全面も徹底。選手としての経験と、親としての視点。その両方が、新しい「居場所」には注ぎ込まれている。
さらに、鍼灸師と柔道整復師の国家資格を持つ妻の優唯さんも協力し、民宿に常駐する。慣れない遠征での疲労や突然のケガにも適切な処置やケアができる。宿泊の利用がない日は、産前・産後ケアや訪問整骨院も予定している。














