“ヒトヒト感染”の経路は?発症初期や重症化時のリスクにも注意

日比キャスター:
“ヒトヒト感染”はまれということですが、どういった経緯で感染するのでしょうか。

飛沫感染接触感染などが感染経路となり、発症者と長時間過ごしたり、同じ部屋で寝るなどで感染したケースもあったそうです。

感染の時期について、大阪大学医学部の忽那賢志教授によると「症状が出始めた発症初期は感染リスクがとりわけ高くなる」といいます。

また、国際医療福祉大学市川総合病院の寺嶋毅医師によると「『ヒトヒト感染』はまれとされているが、発症初期や呼吸不全など重症化した時にも感染リスクが高まる」といいます。

コロナウイルスやインフルエンザのように、一般市民への感染拡大のリスクは低いということです。ハンタウイルス予防にはこのようなことが有効だといいます。

・マスクの着用
・なるべく肌を出さない
・アルコール消毒
(国際医療福祉大学市川総合病院の寺嶋毅医師によると)

国際情報誌 「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
これでパニックになる必要は全然ないと思います。“ヒトヒト感染”の可能性はありますが、極まれであると言われています。

医療従事者がきちんと防護服をつけて治療にあたれば、WHOも医療行為の間の感染も非常に可能性は低いと言っているので、今、心配しすぎる必要はないと思います。

ただ一方で、南米などにいると、ある種のげっ歯類に触れて噛まれたりすると感染する可能性があるので、海外旅行などの際は、行動に気をつけることがこれから一層大事になってくるだろうと思います。

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<プロフィール>

堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説