母の日を広めたのはあの“製菓会社”だった!
かなり押しの強い文言で母の日の意義をアピールしています。このイベントを主催したのは「森永製菓」でした。
いったいこの母の日大会では、「心ある人たち」がいったいどんな「お母さま方をおよろこばせする」ことをしたのでしょうか。森永製菓の広報・田村和世さんに聞きました。

ーー日本の「母の日」が広まったきっかけに「森永製菓」が関係しているんですね。
はい、森永製菓が広めたと言われています。1937年に諸団体と協力して「母の日大会」を開催し、新聞などで報道されることで広くみなさんに知っていただいたと認識しています。
ーーチラシを見ましたが、「母を讃へ、母に感謝し、母を護り、母を憶ふ」などと書かれていて、かなりお母さんを大切にしようという思いが前面に出ていますね。
そうですね。実は「母の日大会」には前段があります。
母の日という心あたたまる行事を広めたいと考え、1936年に「森永母を讃へる会」を結成しました。母の日とは「母を讃へ、母に感謝し、母を護り、母を憶ふ」ための日として、「森永母の日運動」を始めたんです。
「母の日大会」に先だって「母をたたえる歌」の懸賞募集を行いました。1万5000点もの応募があり、反響は予想をはるかに超えるものでした。著名人の審査によって選ばれた歌詞はレコード化され、市販もされました。いまでも歌詞、楽譜が残っています。

















