世界各国から流れる海洋プラスチックごみは年間およそ800万t。
日本だけでも川から海に流れつくなど2万〜6万t流出しているとされています。
プラスチックは自然界でほとんど分解されません。海洋汚染につながるだけでなく、5mm以下の「マイクロプラスチック」は生物や人体に入り影響を及ぼすのではと懸念されています。
この海洋プラスチックごみについて日本財団と東京大学は2019年にプロジェクトを立ち上げ、日本海で海水などを採取して研究を進めてきました。

そして19日、研究成果を発表し海洋汚染の現状を報告しました。
それによりますと過去の海水サンプルと比較した結果、日本海もプラスチックごみが増えて汚染が進んでいることや、小さなプラスチック粒子が海底に蓄積されていることが明らかになったということです。