1月9日は「成人の日」ですが、その恒例行事である「成人式」の名称を変更する自治体が増えています。一方、新成人が「脱毛エステ」に関するトラブルを訴える件数が7倍に急増。背景には成人年齢の引き下げが関係しているようです。
■「成人式」の呼び名が減少 ひらがなで「はたちの集い」に変更も
1月6日に都内の神社で行われていたのは、はとバスの20歳を迎えた社員たちを祝う会。


はとバス女性社員
「20歳を迎えられて嬉しい気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟なので、これから頑張っていけるように努力していきます」
今回の式典には、ある変化があったといいます。
はとバス広報室 伊藤百那さん
「これまでは『はとバス成人式』という名前で開催をしていたんですけども、今年からは『はとバス二十歳を祝う会』に名前を変更して開催しております」
2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、“成人式”という名前を無くしました。
9日の「成人の日」に先立ち全国各地で行われている成人式。その多くが式の名前を変更しています。
新成人 男性
「私たちの門出に対して、このような盛大な式典を開催していただき、誠にありがとうございます」
6日に宮崎・都城市で行われたのも「はたちの集い」でした。

「はたちの集い」参加者
「ひらながになってから若干ダサくなった感じはあった」
「成人式の方がちょっとかっこいい」
ーーどんな大人になりたい?
「責任感のある大人になりたい」
その“大人の責任”も、18歳から求められるようになりました。"消費者トラブル”に巻き込まれる新成人も多いようです。