「歩きスマホ」は人の渋滞も招く 科学が示す害の原因

この『渋滞学』は、車だけでなく「人の流れ」にも応用されています。
例えばマラソンのスタート時。ランナー同士をぎゅうぎゅうに詰めず、あえて最初からスペースを空けて並ばせたところ、全員がスタートラインを通過するまでの時間が短縮されたといいます。

また、西成教授は「歩きスマホ」がいかに混乱・混雑を招くかということも科学的に立証し、イグノーベル賞を受賞しました。
人間はすれ違う際、無意識に相手の目線を見て動きを予測=相互予期していますが、スマホを見ている人は目線が分からず予測不能な存在となります。そのため、衝突の危険が高まったり「人の渋滞」につながったりする害があるのだということです。

この大型連休以降、ハンドルを握る際、あるいは街を歩く際、少しだけ「間隔」を意識してみてはいかがでしょうか。
一人ひとりが「急がば回れ」を実践することで、これまでとは異なる景色が見られるようになるかもしれません。
(2026年5月5日 MBS『よんチャンTV』内『山中プレゼン』より)














