厚生労働省は中国に対する水際対策が強化された先月末以降、中国から入国したおよそ8%の人に、新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。

中国における新型コロナの感染急拡大を受けて、政府は先月30日から、中国本土から入国する人などを対象に検査を義務付けるなど臨時的な措置を始め、水際対策を強化しました。

厚生労働省はきょう、この臨時的な措置が始まった先月30日から今月5日までに中国から入国した4895人のうち、およそ8%にあたる408人が入国の際に行った検査で新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。

厚生労働省は「引き続き、中国で流行する変異ウイルスの状況を注視しながら対策を進めていく」としています。