今後の捜査のポイント 殺人容疑への切り替えは?

南波雅俊キャスター:
もしも殺人容疑など、容疑が切り替わる場合には、どのような流れなのでしょうか。

元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん:
基本的には供述が中心になります。

今、死体損壊容疑で逮捕となっている中で殺害をほのめかしているので、どんな手段・方法で殺害したのかを詳細に供述させて、それを細かく分析して、供述内容の裏付けが取れるかどうかです。

裏付けが取れたのと同時に、被疑者しか知らない事実つまり“秘密の暴露”がいかに多く取れるかで、供述の信用性や信憑性は高まってきます。

もし供述が裁判で翻って「そんなことは言っていません」と言っても、なかなか裁判官は見逃しません。秘密の暴露的な事実は、多ければ多いほどいいだろうと思います。

日比キャスター:
動機はまだ明らかになっていません。今後の捜査のポイントはどんなところでしょうか。

元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之さん:
やはり「死体損壊」が土台にあって、その上で次に「殺人」が予想されます。

土台をしっかり固めないと、殺人容疑で逮捕しても崩れてしまう可能性が多分にあります。

逮捕してから20日間で死体損壊の容疑を固めて、それから殺人の容疑で再逮捕へとうつっていくでしょう。検察庁との協議も踏まえて進めていったほうがいいのではと思います。

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<プロフィール>
鳴海達之さん
元神奈川県警捜査一課長
組織犯罪対策本部長や川崎警察署長を歴任