幼い頃から手足がしびれて

1962年6月8日に生まれた藤枝さんは、幼い頃から手足がしびれ、思ったように言葉を発することができず、「脳性小児麻痺」と診断されました。


しかし8年前、56歳の時にその診断が揺らぎます。

藤枝静香さん「診察に行ったときに先生が『水俣病』と」

水俣病被害者の支援団体に紹介された医師から、「胎児性水俣病」の疑いが強いと告げられたのです。

ただ、驚きはありませんでした。

「脳性小児麻痺の人たちと自分は『少し違う』」と長年、感じていたからです。

藤枝静香さん「養護学校の時は寄宿舎にいて、脳性小児麻痺の人はたくさんいたけど、私のように体が弱いとか、しょっちゅう頭が痛いとか、体の不調を訴える人はいなかった」