きょう、国際線の燃油サーチャージが最大2倍ほどに引き上げられました。値上げの発表以降、海外旅行の駆け込み予約もみられ、中には慌てて新婚旅行を予約した夫婦もいたようです。
このゴールデンウィーク期間中、50万人ほどが出国する見込みの羽田空港。旅行客が気にしていたのは…
海外旅行に向かう人
「夏のヨーロッパ旅行は(航空券を)もう購入した。サーチャージが上がる前だったので、良かったなと」
燃油サーチャージです。燃料価格の急激な変動などに対応するために航空運賃に上乗せされる料金で、主に国際線に導入されています。
中東情勢の悪化をうけて全日空と日本航空は、5月と6月に航空券を購入した際の燃油サーチャージをきょう、最大2倍ほどに引き上げました。
日本発のヨーロッパやアメリカなどを結ぶ路線では、全日空が2万4100円高い5万6000円に。日本航空が2万7000円高い5万6000円になります。韓国便も、およそ2倍です。
値上げが発表された先月20日以降、旅行予約サイトでは駆け込み予約も相次ぎました。
旅行サイト「ena」 登山幸典さん
「全体で約150%増えた。29日・30日は駆け込み需要で特に多かったですね」
このサイトでは、グアム旅行の予約が2倍に増えたといいます。例えば、小学生(8)と保育園児(3)がいる4人家族でグアム便を利用した場合。
全日空と日本航空では往復でおよそ7~8万円、燃油サーチャージの負担が増えます。子どもも座席を利用する場合には年齢を問わず大人と同じ燃油サーチャージがかかります。
こうしたなか、値上げ前日のきのう、新婚旅行を駆け込み予約した夫婦も…
きのうハワイ便の航空券購入 30代会社員
「奥さんが明日から(サーチャージ)上がるよって、昨日急遽駆け込みで買った」
ハワイ便の往復航空券をおよそ34万5000円で購入。日本航空のハワイ便の燃油サーチャージは、2人分で往復7万円近い値上げになる計算です。一方、旅行客からはこんな声も。
海外旅行に向かう人
「海外旅行を減らして、国内旅行も検討を始めないと」
ただ、その国内線でも、全日空や日本航空が燃油サーチャージの導入に向けた検討を始めています。円安に加えて、燃料費の高騰。旅行客はしばらく頭を悩ませることになりそうです。
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