クマは40センチ「用水路」伝って住宅街へ

警察と猟友会は、30日朝から20人態勢で付近を捜索。現場周辺には至る所にクマの痕跡が残されていました。

上瀬航志 記者
「こちらの小学校では、生徒の安全を守るために保護者の送迎の車が続々と入っていきます」

近くの荻浦小学校と岩瀬小学校、岩瀬中学校では、登校時間を午前9時10分までに遅らせ保護者による送迎を呼びかけるなど対応に追われました。

児童を送迎した保護者
「街中なので怖いですよね。普段はクマが出ると聞いても、全然自分事じゃなかったって感じなのでちょっとびっくりしています」

現場は富山市の岩瀬漁港から南に2キロほどの距離にある住宅地です。クマは神通川沿いを下って住宅地まで来たとみられます。

昨夜は、現場からおよそ1キロ離れた場所でもクマとみられる動物の目撃情報がありました。

梶谷昌吾 記者
「女性を襲ったクマはこちら、幅40センチほどの用水路をつたってきたとみられます」

現地を調査した県の職員は次のように語ります。

現地を調査した富山県職員
「決して水があるから大丈夫じゃないし、クマからしたら人から避けれて一番ストレートに来やすいと思う。家屋の間だしね。通常は誰も通らない。暗いし。今この時期に来るってことは成獣なんでしょうね」

梶谷昌吾 記者
「県警ヘリが上空から藪の辺りを捜索しています」

女性を襲ったクマは、現場から北におよそ200メートルほど離れた茂みに逃げ込んだとみられ、警察はヘリやドローンでの捜索を実施。ヘリのサーモグラフィーカメラで藪の中に熱源を検知しました。