アメリカ海軍は山口県岩国市の岩国基地を拠点とする艦載機が、5月7日から硫黄島で模擬着艦訓練を行うと発表しました。

岩国基地は硫黄島が使用できない場合の予備施設に指定され、岩国市は岩国で実施しないよう基地側に要請しました。

空母ジョージ・ワシントンの艦載機の陸上での模擬着艦訓練、FCLPは滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸をくり返すもので激しい騒音を伴います。

アメリカ海軍は5月7日から17日にかけて東京の硫黄島で実施すると発表しました。

一方、岩国基地は悪天候などで硫黄島で訓練ができない場合の予備施設に指定されました。

すべての訓練を硫黄島で完了できない場合、来月5月12日から17日まで予備施設で実施されます。

2025年9月には火山活動の影響で硫黄島が使えず、25年ぶりに岩国基地でFCLPが行われました。

市は「岩国基地でのFCLPは認められない」という姿勢を取っています。

国からの通告を受けて県と市は、すべての訓練を硫黄島で行うことや、予備施設の指定をやめるよう基地や国に要請しました。

基地からは「地元の懸念は十分理解している。将来的に馬毛島で安全に実施できるよう新しい施設の完成を心待ちにしてる」との回答があったということです。