遺品を1点1点仕分け~アルバムや手書きもメモも

部屋の中にまで入り込んだツタ。

亡くなっていたのは60代後半の男性です。

21年前に父親を亡くした後、相続した実家で1人、年金を頼りに暮らしていました。

特殊案件施行士 安森俊さん
「故人さまのおそらくお父さんの遺言書が出てきました」
宮田昌次さん「わかりやすいように別の箱に入れようか」

現場で宮田さんが特に大切にしているのが遺品の仕分けです。

宮田昌次さん
「すべて処分するのは寂しい話だから、汚れていればしょうがないんだけれどなるべく1点、1点見ていかないと、ちゃちゃっと捨ててしまうと大切なものもごみになってしまう」

遺品の仕分け作業には多くの時間をかかるため、スタッフ3人がかりで取りかかります。

仏壇のある部屋からは、家族との思い出が詰まった大量のアルバムが見つかりました。

安森俊さん
「ベッドの上に置いているということは、しまっていないのでたまに見たりとかされてたかもしれないですね。こういった見つかった状態はご家族さんに伝えてきれいにとられてましたとか」

宮田昌次さん
「遠方からどうもありがとうございます」

後日、遺品を受け取るため、亡くなった男性の兄とその子供たちが事務所を訪れました。

祭壇の前には、遺品がつまった段ボール。

中には貴重品だけでなく、生前に書かれたメモや、実家の金庫に大切に保管されていた父親の手書きの家系図なども入っていました。

さらに、大量の賞状やトロフィーも。
そこには故人が輝いていた証が刻まれていました。

故人の兄
「一生懸命やってましたよね。だから中学で道場に行って高校は部活推薦で大学の空手部に卒業して何年か向こうにいて戻ってきた」