「妊娠か将棋か」。日本将棋連盟の検討委員会が新たな制度案を最終報告です。
4月30日、東京都内で日本将棋連盟の検討委員会が会見を開き、女流棋士が妊娠・出産した際の対局規定に関する新たな制度案を発表しました。
(福間香奈女流五冠 去年12月)「将棋界の未来に強い不安があります」
事の発端となったのは、女流棋士の第一人者である福間香奈女流五冠の訴えでした。
日本将棋連盟が去年4月に施行した「産前6週・産後8週にタイトル戦の日程が一部でも重複する場合、対局者を変更する」とする規定について、福間女流五冠は「妊娠・出産に伴う合理的な配慮がされていない」として、規定の見直しを求めたのです。
(福間香奈女流五冠 去年12月)「本当に事実上の不戦敗であり、第二子を持つことは無理だと絶望的な気持ちになりました」
福間女流五冠の訴えを受けて将棋連盟は、この規定を削除。
今年1月に弁護士や女流棋士ら9人で構成される委員会を発足し、新たな制度の検討を進めていました。
そして、30日に発表された制度案では、一律の出場停止期間は設けず医学的所見などから個別に判断することを原則とし、対局者が交代となった場合には、次の期に挑戦者決定戦から出場できるといった代替措置を検討すべきとしています。
(公式戦番勝負対局規定検討委員会 伊丹俊彦委員長)「対局者の交代や合理的配慮の問題が、きちんと手続きを定めることができたのは意義深い」
将棋連盟はこの制度案を受けて「速やかに規定の策定作業に着手したい」としています。
【福間氏及び代理人弁護団(前回と同じ)コメント】
昨年末に提出した要望及び提案についてご検討頂き、深く感謝致します。
最終答申については、内容を精査したうえで、後日会見にてコメントさせて頂きます。
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