島根原子力発電所2号機が、原子炉施設保安規定の制限を満たさない状態で運転をしていたことが判明しました。2号機は、2月から運転を停止し定期検査中で、中国電力によりますと、仕様と異なる金具の設置が原子炉内で確認されていて、影響や原因の調査を進めるとしています。

定期点検中の2号機で、4月22日、原子炉内に設置している燃料支持金具137体のうちの1体について、冷却水を通す穴の直径が、本来の半分以下の30ミリだったことがわかりました。

このため、冷却水の影響を再度計算したところ、2025年8月から2026年1月までの間で、一時的に、保安規定で定める制限値を満たしていなかったということです。

この金具は、燃料集合体を支える役割を持ち、1995年の定期点検で交換。30年以上にわたり、仕様と異なる状態が続いていました。

中国電力は、「運転中は原子炉の状態を複数の方法により継続的に監視しており、燃料の健全性に問題がないことを確認している」とする一方、冷却水の影響について、さらにさかのぼって検証するとともに、仕様と異なる金具を取り付けた原因調査を進め、再発防止に努めるとしています。