◆一体感が生まれた施術室 初めての施術で見せた笑顔と涙

ブレストアートメイクの施術当日。

西村さんが学んだブレストアートメイクスクールの講師で、一般社団法人Re.の代表を務める看護師の岩元淑子さんが東京から駆けつけました。

日本全国を飛び回り、年間150件ほど手がけるブレストアートメイクの第一人者です。

岩元さん「患者さんに喜んでもらいたいという思いは同じなので、一緒に頑張りましょう。」

西村さん「本当に心強いです。」

皮膚科専門医である小田富美子医師が肌の状態を診察後、施術が始まりました。

クリニックと女性の許可を得て、施術の様子の一部を伝えます。

色を決め、西村さんが針を入れていきますが、練習用の模型とは感覚が全く違ってなかなかうまくいかない様子。

すぐに岩元さんが手本を見せたりアドバイスをしたりしてサポートします。

次第に感覚を掴んできた西村さん。しばらくすると、いつものように楽しそうな会話と笑い声が聞こえてきました。

しかし、色を入れるだけではありません。乳輪にあるぶつぶつしたモントゴメリー腺も表現します。

仰向けの状態で施術を進めますが、立った時の左右のバランスを確認するため、何度も横になったり立ち上がったりを繰り返し、繊細な作業が進みます。

西村さんが初めての施術ということは理解した上で施術を受けている女性。いつの間にか施術室には3人の一体感が生まれていました。

開始から2時間後、鏡で自分の胸を見た女性は。

女性患者「あ、すごい。すごくてびっくりしました。」

施術後の胸はアートメイクとは分からないほど自然な仕上がりで、女性も大満足と笑顔を見せていました。

女性は記者にも特別に胸を見せてくれました。これは大浴場ですれ違ってもアートメイクとは全く気づかない。そんな完成度の高さに驚きつつも、本当にうれしそうに笑う女性に、記者の私もうれしくなりました。

初めてのブレストアートメイクを終えた西村さんは。

西村さん「全力でやったんですけど、全然できなかった自分に泣きそうになりました。」

岩元さん「練習と違うと気づいたのは頑張ってきた結果だから。ここから必要な人に届けられるようにね。」

達成感からか涙があふれるふたり。

すると西村さんが…

西村さん「ぱっと見、本物でしたよね?」

岩元さん「自画自賛?(笑い)」

西村さん「岩元さんがいなかったらできなかったけど。これで堂々と温泉に行けますよね。」

岩元さん「行ってほしいね。」