旧統一教会の“財産の移転先”に指定された「天地正教」とは?

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「第五回・浄火祈願祭を挙行いたします」

北海道の山中で行われていた「浄火祈願祭」とよばれる儀式。帯広市に拠点を置く宗教法人「天地正教」が、毎年のように開催してきたものだ。

この天地正教をめぐっては、去年3月、東京地裁が出した解散命令の決定文で、ある事実が明らかになった。

2009年、旧統一教会が、清算手続きの後に残る財産の移転先として指定していたのだ。

天地正教は仏教系の新興宗教で、先祖供養のために「弥勒信仰が必要」などと説いている。

儀式が行われていた場所を訪れると...

記者
「“聖火の郷”と書かれた大きな看板が掲げられています。そのすぐ下に目をやると、世界平和統一家庭連合と記されています」

登記を確認すると、土地の所有権は天地正教から旧統一教会へと移っている。

去年10月の取材で、帯広の天地正教本部を訪ねた際は一切応答がなく、周辺の住民は「人の出入りがほとんど無い」と口を揃えた。

ホームページを通じて質問状を送ると、旧統一教会とは別の宗教法人で信者がおよそ4000人いるとする回答が届いたが、実態はどのようなものなのか。