北陸電力は28日、AIによる画像認識を活用する新会社をことし7月に設立すると発表しました。クマなどの害獣や道路損傷の検出に役立てたいとしていて、北陸電力では初の社内起業となります。

新会社として設立されるのは「北陸電力Visual AI Solutions」(略称:北電VISION)です。

北電VISIONは北陸電力の社員から新規事業を募集し、提案者自らが社長になる社内起業制度から初めて設立される「社内ベンチャー」となります。

Bアラートで撮影したクマの映像(北陸電力提供)

北電VISIONで取り組むのは、クマなど害獣の出没を自動検出する「Bアラート」で、樹木などに取り付けたカメラが撮影した映像の中から、AIが害獣だけを検出し、関係者に通知するというものです。

「Bアラート」は北陸電力が2021年に富山県と実証実験を始めて以降、県内外21自治体で導入が進んでいて、初動対応の迅速化を目指しています。

北電VISIONでは害獣の検出に加え、AIによる画像認識を活用した道路のひび割れなどの検出にも取り組むとしています。