特別な備えが求められていた、この週末に開催された名物朝市や恒例の祭り。
主催団体は、「社会経済活動」の継続を図りながら、来場者の安全対策の徹底に力を注いでいました。

毎週日曜日に開かれる、八戸市の館鼻岸壁朝市は300以上の出店が軒を連ね、観光客も多く訪れる名物となっています。

女の子は
「弘前から来ました」
Q.なにがおいしかった?
「ドーナツがおいしかったです」

場内アナウンス
「朝市開催中に地震が発生し、避難指示が出たときには、場内放送にてお知らせいたします」

この日は、会場で1時間ごとに注意喚起のアナウンスを放送。
避難場所が書かれた案内看板を3か所に設置するなど対策を徹底しました。

男性
「やっぱりちょっと心配だったけれども、ちゃんと案内もしてくれるし、安心して見て回っていました。看板を見て、避難所も確認している」

館鼻岸壁朝市 慶長春樹 理事長
「避難するのを大前提に考えながら、そうは言っても、われわれが休むと宿泊者も減ってしまうということで、大きな影響がありますので、八戸を元気にするためにも朝市を開催しました」

来場者は約2万2000人に上った一方で、いつもの8割ほどにとどまったということです。

ウミネコの繁殖地として知られる沿岸部の蕪島で2日間に渡って開催された「春まつり」。

まつりの運営側は、会場の避難経路を増やしたほか誘導専用のスタッフを配置するなど安全対策を強化しました。

来場者
「津波は怖いが、地域が発展すればいいと思って来ました」

来場者
「避難の道も知っているので、すごくありがたい」

来場者
「避難の準備をして、こういうお祭りは継続してほしい」

天気がいい日が続いたこともあり、2日間の来場者は合わせて1万5000人と、2025年を6000人上回りました。

蕪嶋まつり実行委員会 吉田忠春 事務局長
「開催するかしないかだいぶ迷ったのですが、開催して、いまのところ地震の発生もなく、多数のお客さんが来て、福引きも本来は午後3時ごろまでやるのですが、12時ころで完売となりました」

特別な備えを実施した上で「社会経済活動」の継続を図る。2年に1回ほどの頻度で出ると見込まれている「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を正しく知ることも重要です。

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