太平洋戦争中に米軍の攻撃を受けて沈没した学童疎開船「対馬丸」の遺族らが、25年ぶりに遺族会を再び設立しました。

対馬丸の遺族は、「対馬丸遭難者遺族会」として2001年まで活動していましたが、対馬丸記念館の開館に伴い、「財団法人対馬丸記念会」へ発展・解消し、遺族会が存在しない状態でした。

こうしたなか、減少する遺族同士の交流を促進しようと25日、「對馬丸遺族会」が設立されました。

新たな遺族会は、継承を目的に若い世代が活動の中心を担う方針で、会長には、対馬丸事件でおじが犠牲となった眞栄城嘉史さんが選出されました。

▼「對馬丸遺族会」眞栄城嘉史会長
「今までの活動は記念館の設立も含めて多大なる功績があったと思う。それを風化させることなくつないでいくのが我々の仕事」

対馬丸記念会の高良政勝代表理事は、「子や孫の世代で新たに遺族会を作ることに深い感慨を覚えます」と、継承活動の活性化に期待を寄せていました。