岡島 雨宮潔社長:
ここに1週間おきに人気のハンドバッグが来たり、あるいは衣料品のブランドが来たりという形で年間52週間、お客様を飽きさせないような提案をしてまいりたい。



しかし、現在と比べると店舗面積は7分の1に縮小。大型店からの脱皮を決断した背景は?


岡島 雨宮潔社長:
巨大なハードを抱えるがためにいろいろな固定費がかかってしまって営業としての攻めが出来ていないということが現状だと思います。


企業体質の強化と、地域に根ざす岡島としての役割を追及した一つの答えだと雨宮社長は語ります。


岡島 雨宮潔社長:
岡島だけではなく、甲府城の南の再開発があったり、いろいろ街がリニアに向かって進化していきますから、今までの百貨店1館完結型という考え方ではなくて、街全体との協業の中でお客様にご不自由をかけないようにしていく、そういう考え方に変わってきております。


1階にある歴史を感じる看板。1936年・昭和11年に株式会社となって以降に作られたそうです。


岡島 雨宮潔社長:
3月以降もココリのエレベーター前の一番メインの柱に、このカバーを取ってお客様に甲府の街の証としてお見せしたい。

いよいよ2023年3月から岡島の新たな挑戦が始まります。

小嶋キャスター:
慣れ親しんだ地を離れることについては、どのような気持ちですか?


岡島 雨宮潔社長:
離れるという意識は全く持っていないです。オリオン通りの商店街の一員として、周りの商店街のみなさまや、さらにこの数年でお住いになる方も増えますので、一緒になって甲府の街を盛り上げる、そんな姿を夢見ております。「WE LOVE こうふ」です。