AIに代替されやすい仕事とは? 日本でもブルーカラーへの転職増加

藤森祥平キャスター:
あるイギリスの転職支援をしている企業の調査データによると、2030年までにAIに代替される可能性の高い仕事というのが以下の通りです。

▼2030年までにAIに代替される可能性のある仕事(LiveCareer UKより)
・データ入力事務員
・コールセンター
・カスタマーサービス担当
・小売店のレジ
・文章の校正、編集者
・パラリーガル、法務助手
・経理
・飲食店スタッフ
・倉庫作業員
・市場調査アナリスト

地域エコノミスト 藻谷浩介さん:
日本だと、小売店のレジや飲食店のスタッフといった接客は、心と心の交流をとても大事にしている。AIやロボットがやるというのは、一部では可能ですが、日本ではあまり好まれない。

むしろ逆に日本では、オフィスビルの中で何も付加価値をつけずに実はお金を中抜きしているだけの仕事や、なんなら会社の人事部や役員はAIで代替できるのではないかという気がします。

小川彩佳キャスター:
日本でも、事務職などのホワイトカラーからブルーカラーへの転職希望者というのも増えています。

地域エコノミスト 藻谷浩介さん:
一生懸命勉強をして良い学歴を取ってホワイトカラーになったのに、と思われる方もいるかもしれませんが、実態はその逆で、60歳でクビになって次に仕事がない、しかし90歳まで生きるという不安があります。

手に職がついていれば、現場の激しい仕事ができなくても、たまに出ていくとか、若い人を育てることができます。

小川彩佳キャスター:
どういうスキルが大事なのでしょうか。

地域エコノミスト 藻谷浩介さん:
人の心をつかむ能力ですとか、医者の手術などが典型ですが、機械でできるようでも手触り・肌触りでその人の感覚を蓄えていくような仕事は絶対になくならない。

日本は職人を重んじる国ですから、全員でブルーカラーになってもいいのではないでしょうか。

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<プロフィール>
藻谷浩介さん

地域エコノミスト 共著「東京脱出論」
(株)日本総研主席研究員