“患者自身の細胞を使う”安全性

毛髪治療を専門に行っている東京メモリアルクリニックの栁澤正之院長によりますと、この技術の特徴は「患者自身の細胞を使うことによる安全性」にあると指摘します。

東京メモリアルクリニック 栁澤正之院長
「患者さん自身の幹細胞から器官を再生して患者さん自身に移植する『第2種再生医療』と呼ばれる比較的安全な技術になります。また、『生体幹細胞』という『iPS 細胞』よりも、がん化・奇形腫化などの問題の少ない細胞を使うことに加え、仮に再生毛包が『がん化』した場合でも頭皮表面は簡単に確認ができるので、早期発見し治療することができます」

この技術が実用化されれば、男性型脱毛症(AGA)だけでなく、全身の毛が抜ける「重症の円形脱毛症」や、生まれつき毛のない「先天性無毛症」の患者とっても、大きな希望となります。