福岡高裁”審理を十分尽くさなかった法令違反”認定 無罪判決破棄し1審に差し戻し
差し戻し前1審(福岡地裁)の無罪判決を不服とした検察官は控訴。
福岡高裁は、軽度知的障害を有する女子生徒(当時15)の供述特性等を踏まえると、差し戻し前第1審の訴訟手続には問題があると判断した。
具体的には、女子生徒の検察官調書と司法面接の状況を記録した録音録画記録媒体について、その「特信性(調書の内容が法廷での供述と異なる場合、調書が法廷での供述よりも信用できると判断される特別な事情)」に関する必要な審理を尽くさないまま、証拠調べ請求を却下した点だ。
さらに、女子生徒の証言の信用性を否定して無罪判決をした点について
「審理不尽(裁判所が審理を十分尽くさなかったこと)の違法があり、この訴訟手続の法令違反が判決に影響を及ぼすことは明らか」
と判断。
差し戻し前1審の無罪判決を破棄し、事件を福岡地裁に差し戻した。














