4月21日(火)からわかさスタジアム京都など3球場で開催されているJABA京都大会。全国から社会人野球の強豪16チームが出場し、優勝チームに与えられる日本選手権の出場権獲得を目指ししのぎを削っている。

鷺宮製作所の竹丸和幸(巨人)や、トヨタ自動車の増居翔太(ヤクルト)は去年、社会人チームからドラフト指名を受けてプロ1年目から即戦力として活躍しているが、今年も楽しみな選手が多い。JABA京都大会に出場している主な今秋のドラフト注目選手を紹介する。(取材・文MBSアナウンサー金山泉)

■俊足強打の左打者

まず大注目なのが、俊足強打の左打者、王子の柴崎聖人外野手(大経大・24)だ。大学時代、リーグ史上15人目となる通算100安打を達成。

王子に入社した昨季、都市対抗野球で2試合連続本塁打を放ってチーム21年ぶりの優勝に貢献し、若獅子賞を受賞した。

「去年1年間を振り返ると三振が多かったのでそこを減らしたいと思い、追い込まれてからの対応をテーマに冬から取り組んできた」と話す。

■軟式出身の長身右腕

日本生命の真野凛風投手(同志社大・24)は最速152キロを投げる189cmの長身右腕。入社直前にトミー・ジョン手術を受けて去年復帰。

昨秋の日本選手権でも好投し、チームの準優勝に貢献した。3年目を迎える今季は肘の不安もなくなり、安定感のある投球を続けている。

天理高校の軟式野球部出身という異色の経歴でも知られている。

同じく日本生命の中津大和外野手(法政大・23)は、俊足とパンチ力が武器のリードオフマン。22日のセガサミー戦では逆転3ランを放ち、チームを勝利に導いた。

■父親は現・中日コーチ

元日本ハムの飯山裕志氏(現・中日コーチ)を父に持つENEOSの飯山志夢外野手(立正大・23)は、ジェイプロジェクト戦とNTT西日本戦で2試合連続のマルチ安打。チームの切り込み隊長として役割を果たしている。

NTT西日本の井上幹太外野手(金沢学院大・24)は4番DHで出場している左の大型長距離砲。来季セ・リーグでDH制が導入される中で、規格外の飛距離は大きな魅力だ。

ほかにも、日本新薬の奥村開投手(専修大・23)、三菱重工Westの藤井基投手(神戸学院大・23)、ENEOSの若杉晟汰投手(明豊高・23)、大阪ガスの島袋皓平内野手(東北福祉大・23)など、プロ注目選手が多く出場しているJABA京都大会。

関西の野球ファンの皆さんには、今秋のドラフト候補選手をぜひ生でチェックしてもらいたい。

■取材・文 金山泉(かなやまいずみ)
MBSアナウンサー。1982年6月5日生、新潟県上越市出身。野球とB'zをこよなく愛する。投手として首都大学リーグ2部で通算11勝(8敗)をマークした。