ナガミヒナゲシに虫はくる?
──この花には虫は来るのでしょうか。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「一言でいうと、虫は来ますが、深くは関わらないようです。
ナガミヒナゲシはアルカロイド系の毒素を含むため、葉や茎を積極的に食べる昆虫はあまり多くありません。害虫がびっしり付く、という光景はまず見かけないでしょう。
一方で、花を咲かせる以上、訪花昆虫はやってきます。ハナバチやハナアブ、小型の甲虫類など、花があればとりあえず行くタイプの食べ歩きタイプの虫たちです。
ただし、この植物は外来種。日本においては多くの在来植物のようにこの虫たちがいないと結実が成立しないといった強い関係はほとんど見られません。
花の側からすると、来るもの拒まず、去る者追わず。どこか距離感のある、あっさりとした付き合いです。
道ばたの一株。興味がなければただの雑草ですが、通勤、通学であわただしく歩いている毎日の道すがら、足元の風景も少し目を向ければ、そこには季節の移ろいのおもしろい世界が広がっているかもしれませんね」














