“格安燃料”はどこから? 闇ビジネスで逮捕者も

香港メディアによると、違法スタンドが燃料を入手しているのは、香港に隣接する、中国・深圳。香港から車で行き来できるため、業者は中国大陸で大量にガソリンを仕入れて安価で販売しているというのです。

こうした行為は、6か月の懲役および罰金10万香港ドル=日本円で約200万円が科されますが、香港税関によると、2026年1月~3月までに25人を逮捕。特に中東情勢が悪化した3月は、押収した違法燃料が約1万6000リットルと大幅に増加しました。

さらに、懸念が。3月には違法スタンドで火災が発生。幸いけが人はいませんでしたが、周りのバイクなどにも延焼しました。

わたしたちは取材中、取り締まりの現場に遭遇。違法スタンドの荷台には、1000リットルが入る大型タンクが3つも。燃料は香港当局に押収されました。

取り締まりを受けた関係者
「(ディーゼルは)没収です。(Q.これからどうなる?)すぐに逮捕されないと思うけど、これからされるかもしれません。あなたたちが帰ってくれないと困ります」

香港政府はディーゼル燃料への支援策を検討していますが、それだけで問題は収束するのか、課題はありそうです。