PFASが水質基準項目に追加

この52項目目として4月から水質基準項目に追加されたのが有機フッ素化合物=PFASです。

PFASが追加されたことについて、水中の汚染物質と環境の修復を研究している金沢大学理工研究域の長谷川浩教授は「これまでは(人体に影響がある)疫学的な調査の結果があって規制項目に入れていたが、PFASは世界的に見ても、がんである疑いが高くなったのでここで規制しましょうと一歩踏み込んだ化学物質の初めての例だと思う」と話します。

金沢大学理工研究域 長谷川浩教授

その上で、長谷川教授は、「人に何か健康被害が起きた後に規制するとなるとこれは必ず被害者がいるのでそれが起きる前にここで少し歯止めをかけようというのは正しい方向性だと思う」と今回のPFASの追加を評価します。


有機フッ素化合物の総称=PFASは、1万種類以上あり、水や油を弾き、熱にも強いという特性を持っています。

有機フッ素化合物 PFAS


2000年代に入ってPFASによる環境汚染や健康被害が懸念されるようになりました。

特に泡消火剤などの原料となるPFOS、防水スプレーやフライパンのコーティングなどの原料となるPFOAは現在、日本では製造、輸入が禁止となっています。