ホルムズ海峡をめぐり、イランは「残りの停戦期間中、完全に開放される」と発表しました。一方、アメリカメディアは、19日にもアメリカとイランによる2回目の協議が行われると伝えています。

イランのアラグチ外相は17日、「レバノンでの停戦に合わせ、停戦期間の残りの間、ホルムズ海峡におけるすべての商船の通航は完全に開放されると宣言する」とSNSに投稿しました。

アメリカのトランプ大統領は、イラン側の発表を歓迎し、「イランはホルムズ海峡を二度と封鎖しないことに同意した」とSNSに投稿。「イランはアメリカの支援を受け、機雷をすべて撤去したか、あるいは撤去中だ」とも主張しています。

ロイター通信は、船舶の追跡情報をもとに、およそ20隻がホルムズ海峡から出口へ移動しているとみられると伝えています。

こうしたなか、19日にもアメリカとイランによる2回目の対面協議がパキスタンで行われるとアメリカメディアが報じました。

トランプ氏は、これについて「主要な点はほとんど確定した」と述べるとともに、自身が参加する可能性も示唆。

また、イランが核開発計画を無期限に停止することに同意したとの認識を示しています。

一方、ロイター通信は、イランの高官が「数日中に暫定合意に達する可能性がある」と述べたと報じました。

ただ、イランとアメリカの間には核問題を含め大きな相違点があるということで、「真剣な協議が必要だ」と語ったということです。

ホルムズ海峡をめぐる発表を受け、ニューヨーク原油市場では17日、原油輸送への不安が後退したことから売り注文が優勢となりました。WTI原油先物価格は一時、前の日に比べ14%の値下がりとなる1バレル=80ドル台をつけています。