漁獲量の落ち込みが心配されています。
春を呼ぶ風物詩として知られるシロウオの産卵状況の調査が17日、山口県萩市の松本川で行われました。

シロウオの産卵状況は萩白魚組合が県水産研究センターに依頼して毎年、調べています。松本川下流域の6地点で川底の石を取り、石の下に産みつけられた卵の数を確認しました。
シロウオ漁は産卵で川をさかのぼるシロウオの習性を利用したもので、毎年、2月下旬から3月にかけて行われます。5メートル四方の「四ツ手網」を使う江戸時代から続く伝統の漁法です。
漁獲量は40年前には3000キロでしたが、去年まで5年間の平均は43キロでした。今年は62キロとやや持ち直しています。
調査では1ミリほどの卵が200個から300個ついた石や、卵を守る雄の成魚も見られました。
県水産研究センター外海研究部 野村玲偉研究員
「今年は上流のほうでも産卵を確認することができましてより幅広いエリアで産卵してくれていたらよいなと思っています」
上流域での産卵もあり、期待したいということです。
今回の調査結果は来シーズン前の産卵場作りに役立てることにしています。














