広島県福山市内の住宅で、同居する母親の遺体を放置した罪に問われた女の裁判で17日、広島地裁福山支部は拘禁刑10か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

死体遺棄の罪に問われているのは、無職の重松美和子被告(55)です。

判決などによりますと、重松被告は2025年7月17日ごろ、福山市伊勢丘の自宅で、同居中の母・智枝さん(当時83)が脱衣所で仰向けに倒れ、呼吸をしていない状態で死亡を認識していたが、21日まで遺体を放置していました。

広島地裁福山支部の松本英男裁判官は「母親の死を確実に認識しなかったにせよ、適切に対応することができたといえ、厳しい非難を向けなければならない」と指摘しました。

一方で、健康状態なども考慮して、拘禁刑10か月、執行猶予3年(求刑・10か月)の判決を言い渡しました。