京都府南丹市の山林で男子児童が遺体で発見された事件。逮捕されたのは父親でした。遺体は転々と動かされていた疑いも出ています。捜査の最新情報です。

遺体遺棄事件の捜査本部が設置されている京都府警南丹署です。

きょう午後、安達優季容疑者(37)が京都地検に身柄を送られました。車の中はカーテンが引かれ、本人の様子をうかがい知ることはできませんでした。

安達容疑者は、息子の結希さん(11)の遺体を山林に運んで遺棄する前に、別の複数の場所を数日かけて転々とさせていた疑いもあり、警察は遺体が見つからないようにするためだったとみています。

取り調べに対し、安達容疑者は容疑を認め、遺体の遺棄については「1人でやった」という趣旨の説明をしているということです。

警察によりますと、防犯カメラの映像などから容疑者の関与が浮上し、きのう、安達容疑者に任意で話を聞いていましたが、供述などが決め手となって逮捕に至ったとしています。

警察は結希さんが行方不明となった先月23日に、安達容疑者が結希さんの学校付近まで自分の車を運転していたことを確認しているとしていますが、車に結希さんが乗っていたかどうかについては、捜査に支障があるとして明らかにしていません。

また、結希さんは行方不明当日の23日の朝まで生存していたことが確認されていますが、誰がどのような形で確認したかは明らかにされていません。

会見に臨んだ捜査一課長は「これだけ広範囲の捜索、そういう意味では苦労した。地元の方々の協力や警察も総力をあげた。そういう点では、レアで大変な捜査だった」と語りました。

警察は今後、結希さんが亡くなったいきさつについて捜査する方針です。