熊本県八代市の庁舎建設をめぐる市議会の百条委員会で証人喚問が行われ、八代市の職員2人が「“天の声”の指示で建設業者の選定基準が決められていた」などと証言しました。

業者選定に関わった市職員「選定基準案は『天の声』によるものであり、一言一句変更することなく、この案に従って行うように、と言われた」

八代市議会では、2022年に完成した八代市役所の庁舎建設をめぐり、調査特別委員会いわゆる「百条委員会」を設置して、建設業者を選んだ経緯などを調べています。

この庁舎建設の入札には、前田建設工業と八代市内2社によるJV=共同企業体だけが手を挙げ、落札率99.9%で落札しました。

今日4月14日の証人喚問には、当時、業者の選定に関わった八代市の職員2人が出席し、女性職員は「天の声」の指示で業者を選ぶ基準が決められ「競争性が働かない入札案だと感じていた」と話しました。

さらに、男性職員は、当時の財務部長から「『上』から降りて来とるけん、この案で行ってくれ。中身は変えるなと指示を受けた」と述べました。

2人は「天の声」について「具体的に誰を指すのか教えてもらえなかった」などとしながらも、これらの指示で、結果的に落札した共同企業体だけが有利になる選定基準になっていたと証言しました。